【2023年最新版】LINE公式アカウントでメッセージの既読確認はできる?知っておくべき機能と5つのポイント

LINE公式アカウントは、1対1のチャットであれば既読確認できますが、一斉送信のメッセージ配信では既読確認できません。

既読確認の代わりに、「確認ボタン」や開封数の確認で、メッセージを読んだおおよその人数を把握できます。

この記事では、既読確認の方法や公式アカウントを利用する上で知っておきたいポイントを解説します。

興味のある方は、是非ご覧ください。

目次

そもそもLINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとは、企業や店舗がLINE上でつくったアカウントのことです。

アカウントの種類は、認証済みアカウントと未認証アカウントの2種類があります。

LINE公式アカウントには、一斉にメッセージが送れるメッセージ配信機能や1対1でやり取りができるチャット機能など、便利な機能が満載です。

以下で、具体的な機能と活用方法をみていきましょう。

LINE公式アカウントの種類

LINE公式アカウントには、認証済みアカウントと未認証アカウントの2種類があります。

認証済みアカウントは、一定基準の審査を通過すると取得できます。

認証済みアカウントの特典は、以下の通りです。

  1. 青色のアカウントバッジが付与される
  2. LINEアプリ内の検索結果に表示される
  3. 請求書決済が可能になる
  4. ポスターの印刷データが無料でダウンロードできる

未認証アカウントは審査が不要ですが、上記の機能はついておりません。

LINE公式アカウントには様々な機能がある

LINE公式アカウントには、様々な機能があります。

具体的には、下記のような機能です。

  • メッセージ配信機能
  • ショップカード発行
  • クーポン発行
  • チャット機能
  • LINEコール
  • 応答メッセージ
  • AI応答メッセージ
  • リッチメッセージ
  • リッチメニュー

以下で、それぞれの機能の内容を見ていきましょう。

一斉にメッセージが送れるメッセージ配信機能

友だち追加したユーザーに、好きなタイミングや順番でメッセージが一斉送信できます。

1メッセージで、吹き出し3つまで配信可能です。

テキストや画像だけでなく、オリジナル画像にURLをリンクできます。

メッセージ配信の料金表は、以下の通りです。

月に配信できる数 月額
フリープラン 1,000通 無料
ライトプラン 15,000通 5,500円
スタンダードプラン 45,000通 16,500円

ショップカードを発行できる

LINE上で、ショップのポイントカードの発行や管理ができます。

特典を設定すると、ユーザーが貯めたポイントと交換できるようになります。

利用データの分析もできるため、非常に便利です。

クーポンを発行できる

店舗で使用できるクーポンを作成できます。

作成したクーポンは、LINE上の友だちに対してメッセージ配信やLINE VOOMへの投稿で配布できます。

1対1で対話できるチャット機能

ユーザーからの問い合わせに対して、LINEトークのように直接連絡ができます。

すぐに返信できない場合は、自動応答の設定も可能です。

無料で通話ができるLINEコール

ユーザーからLINE公式アカウントに、無料で通話やビデオ通話ができます。

チャットでは解決できなかったことを、電話で対応可能です。

自動で返信できる応答メッセージ

LINE上の友だちからチャットを送られた際に、自動で送信されるメッセージです。

友だちから送られたメッセージ内のキーワードに対する返信内容を、管理画面で設定できます。

設定不要のAI応答メッセージ

友だちからチャットで送られた内容をAIが判別して、適切なメッセージを自動で返信します。

応答メッセージと異なり、事前の設定は不要です。

まとめて送れるリッチメッセージ

画像やテキスト情報などを、一つのビジュアルにまとめて送付できます。

テキストだけでは分かりにくい情報も、画像とセットで分かりやすく伝えられます。

タップで誘導できるリッチメニュー

ユーザーがLINE公式アカウントのトーク画面を開いた際、画面下部に表示されます。

メニュー内をタップすると、クーポンや外部サイトへ誘導できます。

課金の対象にならないLINE VOOM

旧タイムラインのLINE VOOMに投稿できます。 LINE VOOMに投稿して「共有」されると、フォロワー以外のユーザーにも投稿を見てもらうことができます。

メッセージ配信では配信数に応じて料金がかかりますが、LINE VOOMの投稿は何度投稿しても無料です。

簡単に出稿できる友だち追加広告

友だち追加広告とは、LINE公式アカウントの友だちを増やすための広告配信のことです。

広告をタップすると、「友だち追加しますか?」といったポップアップが表示されます。

アカウントが友だち追加されたときに、料金が発生する従量課金制です。

LINE公式アカウントの管理画面から、簡単な設定で出稿を開始できます。

他にもオーディエンス配信や友だち追加広告、LINE VOOMなど様々な機能があります。

情報発信に便利なカードタイプメッセージ

カードタイプメッセージは、複数の画像をまとめて配信可能で、設定した画像をカルーセルでスライドさせながら閲覧できます。

1つの吹き出しで最大9つのカードを並べられるため、複数の商品や情報をまとめて発信したいときに便利です。

カードタイプメッセージには、以下の4種類あります。

種類 カードの内容 適している用途
プロダクト ・ラベル

・画像

・タイトル

・説明文

・価格

・アクション

新メニューやセール品紹介など商品紹介
ロケーション ・ラベル

・写真

・タイトル

・住所

・追加情報(時間/価格)

・アクション

店舗の場所やイベント会場など場所を伝えるとき
パーソン ・ラベル

・写真(丸型)

・名前

・説明文

・アクション

スタッフ紹介など人物紹介
イメージ ・ラベル

・写真

・アクション

商品紹介目次など幅広く利用可能

 

販促やカスタマーサポートに活用できる

LINE公式アカウントは、販促やカスタマーサポートに活用できます。

LINE公式アカウントを販促に活用

販促に利用する場合、メッセージ配信機能で複数人に一度に宣伝が可能です。

さらに、テキストや画像だけでなくURLをリンクして、外部サイトに誘導することもできます。

友だちを増やすのが課題ですが、「LINE友だち限定」といった情報を配布すると友だち追加してもらえる可能性が高まります。

LINE公式アカウントをカスタマーサポートに活用

カスタマーサポートに利用する場合、自動応答機能が便利です。

時間外の問い合わせなどすぐに対応できない場合、「後ほど連絡いたします」といったメッセージを即時返信するように設定できます。

また、チャット機能で個別に返信ができるため、電話対応よりも対応人員が削減できます。

利用するメリットは開封率が高いことLINE公式アカウントを利用するメリットは、メッセージの開封率が高いことです。

理由は、LINEは家族や友人との連絡ツールとして開く人が多いからです。

LINE株式会社が行っている調査では、企業からのメッセージを読んでいる人は全体の約7割という結果が出ています。

開封率が高いということは、販促として活用する際に大きなメリットとなります。

LINE公式アカウントを作成すると個人LINEの友だちに知られる?

LINE公式アカウントを作成しても、個人のLINEの友だちに知られることはありません。

作成する際にLINEのアカウントと紐づけたとしても、表示や通知はされないからです。

ただし、LINE VOOMのフォロー情報を公開している場合や自分のLINE公式アカウントをフォローしていると知られてしまう可能性があります。

基本的にはLINE公式アカウントを作成しただけで、個人のLINEの友だちに知られるということはありません。

LINE公式アカウントで既読確認はできる?

LINE公式アカウントでは、1対1のチャットの既読確認はできますが、メッセージ配信の既読確認はできません。

メッセージ配信の既読確認の代わりに、「確認ボタン」を作成することや「開封数」を確認することでメッセージをみたおおよその人数を確認できます。

以下で、具体的な内容をみていきましょう。

LINE公式アカウントの一斉送信で既読確認はできない

LINE公式アカウントのメッセージ配信で、一斉送信した場合の既読確認はできません。

ですが、「確認済み」のボタンをタップしてもらうことで、メッセージを読まれたかの確認は可能です。

ボタンをタップされないと確認できない点が、既読確認との違いです。

LINE公式アカウントの確認ボタンを作成する手順8STEP

LINE公式アカウントの確認ボタンを作成する手順を、8STEPでご紹介します。

以下が、確認ボタンの作成方法です。

  1. 管理画面の「テンプレート」の中の「+カルーセル作成」をクリック
  2. 「テンプレート名」を入力
  3. 配信したい「本文」を入力
  4. 「選択肢名」に「確認済み」など確認したことが分かる言葉を入力
  5. 「アクション設定」ボタンを押す
  6. 「タグを追加」で「タグ選択」の欄にタグ名を入力
  7. 「この条件で決定する」ボタンをクリック
  8. 「テンプレート登録」をおして設定完了

「確認済み」のボタンをタップしてもらうと、登録したタグの「メンバー数」の「表示」ボタンから、メッセージを確認した友だちを特定できます。

開封数の確認方法

開封数は、「メッセージ配信」の「概要/詳細」で確認できます。

開封数とは、メッセージを開封した人数のことです。

メッセージ配信したいずれかの吹き出しを、100%表示した時点でカウントされます。

一度に何個吹き出しを送っていても、重複してカウントされません。

トークルームを開かずに読まれた場合はカウントされないため、注意が必要です。

LINE公式アカウントのメッセージ配信で知っておくべき4つのポイント

LINE公式アカウントのメッセージ配信をする上で、知っておきたい4つのポイントを解説します。

  • LINE公式アカウントへの返信は他の人に見えない
  • LINE公式アカウントに返信するとすぐ既読がつく時とつかない時がある
  • LINE公式アカウントで本人から返信してもらえる可能性は低い
  • 送信したメッセージを取り消すことはできない

それぞれの具体的な内容を、以下でみていきましょう。

LINE公式アカウントへの返信は他の人に見える?

LINE公式アカウントへの返信は、他の人には見えません。

なぜなら、LINE上の友だち同士の個別のチャットルームだからです。

公式ではなく普段のLINEでも、他の人同士のやり取りは見ることができません。

そのため、第三者にメッセージ内容が見られる心配はありません。

LINE公式アカウントに返信するとすぐ既読がつく?

LINE公式アカウントに返信すると、すぐ既読がつく場合とつかない場合があります。

既読がすぐにつく場合は、自動応答設定にしています。

あらかじめ発信者が返信する内容を設定しているため、すぐに返信が来ます。

既読がすぐにつかない場合は、手動返信設定にしています。

内容を確認後、担当者から直接返信がくるため、既読までに時間がかかります。

本人に返信してもらえる?

LINE公式アカウントにメッセージを送信した場合、本人から返信が来る可能性は低いです。

理由は、LINE公式アカウントは複数人で運営できるからです。

友だち数の多いアカウントであれば、返信専用のスタッフがいることが多いです。

そのため、本人にメッセージの内容を読んで返信してもらえる可能性は低いでしょう。

メッセージを送信した後に取り消しできる?

メッセージを送信した後に、取り消しはできません。

自分のトーク画面から削除することはできますが、送信先には残ります。

送信する前に、必ず内容を見返してから送信しましょう。

PDFファイルは送れる?

メッセージ配信では、PDFファイルは送信できません。

LINEチャットであれば、PDFファイルも送信できます。

各ファイルのダウンロード期限は7日間と決まっているため、注意が必要です。

まとめ

LINE公式アカウントでメッセージ配信をした場合、既読確認はできません。

既読確認の代わりに、「確認ボタン」を送信することや開封数の確認によって、おおよそのメッセージを読んだ人数を確認できます。

LINE公式アカウントは、販促やカスタマーサポートなどで使えるビジネスで役立つ機能が満載なので、是非登録してみてください。

 

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